TS出来形管理

トータルステーションを用いた出来形管理(以下、TS出来形管理)とは、従来の水糸・巻尺・レベル等を用いた高さ・幅等の出来形計測に代えて、施工管理データを搭載したトータルステーション(TS)による出来形計測とし、データをソフトウェアにより一元管理して、出来形管理を行う方法です。
当社では、業界初のクラウドサービスにてTS出来形管理アプリケーションを提供します。
クラウドサービスでは、ソフトのインストールが不要です。インターネットに繋がるパソコンなら、場所や時間といった制限を排除し、いつでもどこでも、手軽にTS出来形管理アプリケーションを利用いただけます。

情報化施工・TS出来形管理について詳しくはこちら

TS出来形 接続確認情報

土木技クラウドとの接続確認が完了しているTS出来形管理ソフトウェアのご紹介です。

TS出来形管理 接続確認済ソフトウェアの一覧はこちら

TS出来形管理の流れ

TS出来形管理は「基本設計データ作成」→「TSによる計測」→「出来形管理データの作成」の3工程から成ります。
TS出来形管理アプリケーションで行えるのは、「基本設計データ作成」と「出来形管理データの作成」の2工程です。
※電子野帳による出来形管理と、電子納品は本サービスには含みません。

1. 設計書入力

設計書入力発注者から提供された設計書(IP線形・平面図・縦断図・横断図・構造図)から、基本設計データを作成します。
基本設計データとは、設計図書に規定されている工事目的物の形状、出来形管理対象項目、工事基準点情報及び利用する座標系情報などのことです。

土木技クラウド「TS出来形管理」は、情報化施工のために専用開発しています。
そのため、これまでのように、縦断図や横断図の情報をそれぞれのソフトウェアに個別に入力して、これらのデータを結合して基本設計データを作成するものではなく、IP線形計算・平面図・縦断図・横断図・構造図の全てが一体的に連動して動作します。
これにより、データの整合性が取れるだけでなく、各ソフトウェアの起動やファイル読み込みが不要になり、シームレスでスピーディな操作が可能になります。

2. 出来型管理

出来形管理TS出来形に対応した出来形管理データ作成サービスです。電子野帳で出力した出来形計測データのXMLファイルを受け取ることで、出来形管理データを作成します。
帳票を選択してデータを取り込むだけで、入力の手間はほとんど必要なく、出来形管理データ(帳票)を作成します。

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