片押法の入力

「片押法」の曲線要素を入力します。

はじめに

参考図面ダウンロード

本マニュアルは以下「参考図面」に沿って説明しています。お手元に用意してご利用下さい。

平面図縦断図横断図構造図IP線形計算線形計算書(PDFファイル)

開始点の設定

  1. 設計書入力画面(平面図)の「片押法」ボタンを押して片押法編集画面を表示します。
    片押法編集画面 片押法編集画面
  2. 片押法編集画面の「方向角」ボタンを押して、「開始点編集画面」を表示します。
  3. 開始点の座標をX=500.000000(m)、Y=500.000000(m)と入力します。「方向角」は(度)(分)(秒)で表しますので、80°00′02.73768″を「80.000273768」と入力します。
    開始点編集画面 開始点編集画面
    Point

    方向角は(度)(分)(秒)で入力します。

  4. 「OK」ボタンを押して、編集内容を変更して「開始点編集画面」を終了します。

線形の入力

  1. 「片押法編集画面」に戻りましたら、「追加」ボタンを押して、「片押法入力シート」リストにシートを追加します。ここに1番目の要素の情報を入力します。
    「片押法入力シート」の追加 「片押法入力シート」の追加
  2. 「測点名」に、1番目の要素の終了点の名称を入力します。
  3. 1番目の要素の「種類」をプルダウンメニューから選択します。
    「種類」の選択 「種類」の選択
  4. 「区間距離」に要素長19.0809(m)を入力します。プレビュー画面に直線要素が表示されます。
    直線の入力 直線の入力
  5. 「追加」ボタンを押して、次のシートに2番目の要素の情報を入力します。
  6. 「測点名」に、2番目の要素の終了点の名称を入力し、要素の「種類」を選択します。
  7. 「区間距離」に要素長20.9434(m)を入力します。
  8. 2番目の要素の「方向」をプルダウンメニューから選択します。
    「方向」の選択 「方向」の選択
  9. 半径「R」に30.0000(m)を入力します。プレビュー画面に曲線要素が表示されます。
    単曲線の入力 単曲線の入力
    Point

    カーブ要素は全ての項目を入力する必要はありません。「R」「IA」「TL」のいずれかを入力すると曲線が表示されます。

  10. クロソイド曲線の入力では、原点(KA)から作図する場合には「クロソイド(原点が前)」を、原点(KA)に向かって作図する場合には「クロソイド(原点が後)」を「種類」プルダウンメニューから選択します。
    クロソイド曲線の入力 クロソイド曲線の入力
  11. 最終測点まで入力すると、線形は以下の通りになります
    「片押法」による入力 「片押法」による入力
  12. 「OK」ボタンを押し、「片押法」で入力した線形を平面図に反映します。
    片押法線形データを反映した平面図 片押法線形データを反映した平面図

参照

機能説明