「TS出来形管理」の管理対象を編集します。
「TS出来形管理」の構造物種別は「道路土工」か「河川・海岸・砂防土工」に限られています。
その「道路土工」か「河川・海岸・砂防土工」のどちらかを選択します。
構築物種別設定画面
| 1.「構築物種別」プルダウンメニュー | 「道路土工」または「河川・海岸・砂防土工」を選択します。 |
|---|---|
| 2.「次へ」ボタン | 選択内容を保存して工種設定画面へ進みます。 |
| 3.「キャンセル」ボタン | 選択内容を破棄して「出来形管理対象」を終了します。 |
各測点の断面上に存在する「TS出来形管理」の対象工種を、中心線から左右に分けて指定します。
工種設定画面
| 1.プレビューエリア | 「TS出来形管理」管理対象の横断図を表示します。 |
|---|---|
| 2.「縮尺」バー | プレビューエリアの表示縮尺を変更します。 |
| 3.「構築形状」リスト | 作成した構築形状を表示します。マウスでクリックすると構築形状が切り替わります。 |
| 4.「工種設定」シート | 測点の断面上に存在する「TS出来形管理」の対象工種を、中心線から左右に分けて指定します。 |
| 5.「測点名」欄 | 指定した構築形状の「TS出来形管理」の管理対象となる測点を表示します。 |
| 6.「2断面」欄 | 測点が「2断面」の場合は、EP側の測点に「EP側」と表示します。 |
| 7.「左側工種」プルダウンメニュー | 横断図左側の管理対象工種をプルダウンメニューから選択します。 |
| 8.「右側工種」プルダウンメニュー | 横断図右側の管理対象工種をプルダウンメニューから選択します。 |
| 9.「戻る」ボタン | 編集内容を破棄して、一つ前の構築物種別設定画面に戻ります。 |
| 10.「次へ」ボタン | 編集内容を保存して検測点設定画面へ進みます。 |
| 11.「キャンセル」ボタン | 「キャンセル」ボタンを押すと、編集内容を破棄して「出来形管理対象」を終了します 。 |
各測点の断面上に存在する「TS出来形管理」の対象工種を、中心線から左右に分けて指定します。
「道路土工」の場合は掘削工・路体盛土工・路床盛土工・その他から選択し、「河川・海岸・砂防土工」の場合は、掘削工・盛土工・その他から選択します。
「構築形状」について
詳細については、Q&A:構築形状とは?を参照してください。
「構築形状」の追加は、横断図編集画面を参照して下さい。
「その他」について
管理対象の工種がプルダウンメニューの選択肢に無い場合、「その他」を選択します。
「その他」を選んだ場合は、「出来形管理帳票」作成時に規格値を入力する必要があります。
「基準面」について
「基準面」は「道路土木」「河川・海岸・砂防土工」では使用しません。
国土交通省の「TSによる出来形管理に用いる施工データ交換標準(案)Ver.4.1」では、横断図を中心線から左右に分けて、片側で1つの「TS出来形管理」の対象工種しか指定できません。
そのため、下図のように左側に、切土断面と盛土断面がある場合には、「構築形状」を追加して対象工種を指定する必要があります。
「構築形状」の追加は、横断図編集画面を参照してください。
「TSによる出来形管理に用いる施工データ交換標準(案)Ver.4.1」 より抜粋
横断図左側に、切土断面と盛土断面がある場合には、「構築形状」を追加して工種を指定します。
「道路中心線形」 左側:切土 / 右側:なし
追加した「構築形状」 左側:盛土 / 右側:盛土
「構築形状」の測点断面毎に存在する、「TS出来形管理」の対象工種を、中心線から左右に分けてプルダウンメニューから選択します。
工種設定画面 工種の選択
プルダウンメニューで表示する工種の用途は以下の通りです。
| 工種 | 用途 |
|---|---|
| 掘削工 | 地盤や岩盤を掘り取ったり削り取ったりする工種 |
| 路体盛土工 | 低い地盤や斜面などを、所定の高さにするために土を盛る工種 |
| 路床盛土工 | 舗装道路の路床を作るために土を盛る工種 |
| その他 | 管理対象が、選択可能な工種に当てはまらない際に使用する |
| 基準面 | 「道路土木」「河川・海岸・砂防土工」では使用しない工種 |
| 工種 | 用途 |
|---|---|
| 掘削工 | 地盤や岩盤を掘り取ったり削り取ったりする工種 |
| 盛土工 | 低い地盤や斜面などを、所定の高さにするために土を盛る工種 |
| その他 | 管理対象が、選択可能な工種に当てはまらない際に使用する |
| 基準面 | 「道路土木」「河川・海岸・砂防土工」では使用しない工種 |