横断図編集画面

「横断図」の「設計値」と「現況値」を編集します。

横断図編集画面(計画データ) 横断図編集画面(計画データ)
横断図編集画面(現況データ) 横断図編集画面(現況データ)
1.「縮尺」バー 「横断図」の表示縮尺を変更します。
また、一番下のボタンをクリックすると、横断図表示設定画面を表示します。
2.「測点切替」プルダウンメニュー 表示する「横断図」の測点を切り替えます。
3.「断面切替」プルダウンメニュー 2断面(W断面)測点の「BP側」と「EP側」を切り替えます。 このメニューは、2断面設定を行った測点のみ表示されます。
4.「構築形状切替」プルダウンメニュー
(計画のみ)
編集する「横断図」のグループを切り替えます。
詳細については、構築形状編集画面並びにQ&A:構築形状とは?を参照してください。
5.「次測点」「前測点」ボタン 表示する「横断図」の測点を前後に切り替えます。
6.「計画」ボタン 表示する「横断図」を「設計値」に切り替えます。
7.「現況」ボタン 表示する「横断図」を「現況値」に切り替えます。
8.「横断図コピー」ボタン
(計画のみ)
他の測点で作図した「横断図」の設計値をコピーする画面を表示します。
詳細については、横断図コピー画面を参照してください。
9.「2断面設定」「2断面解除」ボタン 2断面(W断面)の設定・解除を行います。解除すると、「EP側」に入力した「設計値」「現況値」は削除されます。
10.「計画高・地盤高編集」ボタン 「計画高」と「地盤高」を編集する画面を表示します。
詳細については、計画高・地盤高編集画面を参照してください。
11.「追加」ボタン 入力シートの外側に入力シートを追加します。
12.「挿入」ボタン 入力シートの内側に、新たに入力シートを挿入します。
13.「削除」ボタン 指定した入力シートを削除します。
14.「交点自動」ボタン
(計画のみ)
計画線と現況線の交点を自動で挿入し、地山交点に設定します。
15.「整列」ボタン
(現況のみ)
入力シートの順序を並べ替えます。
16.「リスト表示幅変更」ボタン リストの表示幅を変更します。「左側」「中央」「右側」の3段階で表示幅が変化します。
17.「構成線分入力シート」リスト
(計画のみ)
「横断図」を構成する設計線分を編集します。
詳細については、構成線分入力シート並びに横断図の計画データの入力と座標の確認を参照してください。
18.「構成点入力シート」リスト
(現況のみ)
「横断図」を構成する現況点を編集します。
詳細については、構成点入力シートを参照してください。
19.「CL離れ」ボタン 計画値の位置と標高を編集する画面を表示します。
詳細については、CL離れ編集画面を参照してください。
20.「OK」ボタン 編集内容を確定して「横断図編集画面」を終了します。
21.「キャンセル」ボタン 編集内容を破棄して「横断図編集画面」を終了します。

操作方法

「構築形状切替」プルダウンメニュー

「構築形状」の追加は、「構築形状切替」プルダウンメニューから「新規作成」を選択します。

構築形状追加画面 構築形状追加画面

新たに作成する「構築形状」名を入力して、「OK」ボタンを押します。

その後、「横断図」のCL離れ編集画面から、作成する「構築形状」の中心位置を、「道路中心線形」からの「水平距離」と「高低差」で指定します。

編集対象の「構築形状」の切り替えは、「構築形状切替」プルダウンメニューで行います。

構築形状切替
切り替え前
切り替え後
編集対象を「本線」から「側道」へ切り替え

「構築形状」の追加・編集方法、使用例については、構築形状編集画面を参照してください。

Point

構築形状の追加は、「構築形状切替」プルダウンメニューの「新規作成」以外に、構築形状編集画面より行えます。

「2断面設定」ボタン

測点を表示した状態で「2断面設定」ボタンをクリックすると、表示している測点が2断面になります。

その際、表示する確認画面により、「BP側」の設計値・実測値を「EP側」にコピーするかどうかを決めます。

「BP側」と「EP側」の切り替えは、「断面切替」プルダウンメニューで行います。

2断面切り替え 2断面切り替え

「2断面解除」ボタン

2断面の設定を行った測点を表示した状態で「2断面解除」ボタンをクリックすると、2断面の設定を解除します。また、その際に、「EP側」の計画値・現況値は削除されます。

「追加」ボタン

「追加」ボタンを押すと、リストの外側に入力シートを追加します。

入力シートの追加 入力シートの追加
Point

追加する場所が中心線より左側の場合には、左側の「追加」ボタンを押し、右側の場合には右側の「追加」ボタンを押します。

「挿入」ボタン

リストをマウスでクリックすると、入力シートが活性化して色が変わります。

この状態で「挿入」ボタンを押すと、選択した入力シートの内側に新たな入力シートを挿入します。

入力シートに数値を入力すると、挿入した「構成線分(点)」を確認できます。

入力シートの挿入前 入力シートの挿入前
入力シートの挿入後 入力シートの挿入後
Point

挿入する場所が中心線より左側の場合には、左側の「挿入」ボタンを押し、右側の場合には右側の「挿入」ボタンを押します。

「削除」ボタン

リストをマウスでクリックすると、入力シートが活性化して色が変わります。

この状態で「削除」ボタンを押すと、選択した入力シートを削除します。

入力シートの削除 入力シートの削除
Point

削除する場所が中心線より左側の場合には、左側の「削除」ボタンを押し、右側の場合には右側の「削除」ボタンを押します。

「交点自動」ボタン(計画のみ)

計画線と現況線の交点を自動で挿入し、地山交点に設定します。

地山交点はTS出来形で使用する情報で、地山交点より外側の構成線分は実在しない点となります。

「交点自動」ボタンを押すと、交点の位置と、その位置を地山交点に設定するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

確認メッセージ 確認メッセージ

また、計画線と現況線の交点が複数存在する場合は、どの位置を地山交点に設定するか選択する画面が表示されます。

地山交点選択画面 地山交点選択画面

「OK」ボタンを押すと、地山交点を挿入します。

交点設定前 交点設定前
交点設定後 交点設定後
Point

交点を設定する場所が中心線より左側の場合には、左側の「交点自動」ボタンを押し、右側の場合には右側の「交点自動」ボタンを押します。

Point

「地山交点」の利用方法

「横断図」を作成する際、計画線と現況線の交点の位置を計算して、その位置までの計画線を作成する方法の他、土工定規的な設計の計画線を作成しておき、断面毎に現況線との交点を自動で設定するという方法があります。

この方法では、同一の形状を持つ全ての断面にあらかじめ計画データをコピーしておき、現況データを入力後に「交点自動」ボタンを押して地山交点を設定します。

図面上には、地山交点より外側の構成線分も表示されますが、TS出来形管理で用いる「基本設計データ」に出力した際は、地山交点より外側の構成線分は実在しない点として扱われます。

地山交点より外側の構成線分を図面上に表示したくない場合は、外側の構成線分を削除します。

「整列」ボタン(現況のみ)

「構成点入力シート」の位置は、中心線からの距離で指定します。

「整列」ボタンを押すと、中心線までの水平距離順に「構成点入力シート」を並べ替えます。

整列前 整列前
整列後 整列後
Point

整列する場所が中心線より左側の場合には、左側の「整列」ボタンを押し、右側の場合には右側の「整列」ボタンを押します。

「OK」ボタン

「OK」ボタンを押すと、編集内容を反映して「横断図編集画面」を終了します。

「キャンセル」ボタン

「キャンセル」ボタンを押すと、編集内容を破棄して「横断図編集画面」を終了します。

参照