配布展開図
平均法面積計算を基にしたセメント安定処理の路上混合の配合設計により、測点間のセメント袋数の計算や、20kg袋、及び1t袋を使用した決められた内容量のセメント袋を、どの範囲に配布すべきか計算するためのソフトです。
作図設定
出力用紙や余白を設定します。
従来の作図に加え、CAD製図基準(案)に準拠した図面を作成することができます。
従来の作図に加え、CAD製図基準(案)に準拠した図面を作成することができます。
測点入力
平均法展開図を作成します。
まず測点と幅員を入力します。
「1」と入力することで「No.1」と変換し「1+15」と入力することで「No.1+15」と変換します。
また、設定した「測点間距離」から、単距離を自動表示します。
幅員入力
全幅を入力すると、左右の幅員に等分されて値が入ります。偏芯させる場合には、左右の幅員が異なる値となるように、直接幅員を入力します。
2断面の入力や、橋の前後(測点が離れている場合)の入力も容易です。
2断面の入力や、橋の前後(測点が離れている場合)の入力も容易です。
加算控除
取り付け道路などの加算や、マンホールなどの控除を設定します。
加算控除が可能な図形は「ヘロン」「三角形」「台形」「円」「その他」になります。
データリンク
過去に入力済みの平均法のデータを利用できます。(相互データリンク)
また、縦断図もしくは切削縦断で入力した測点や単距離・幅員を利用することができます。(共通データリンク)
また、縦断図もしくは切削縦断で入力した測点や単距離・幅員を利用することができます。(共通データリンク)
区割り計算
路上混合において、配合設計に基づき以下のセメントの配布量の計算を行います。
- 指定したセメント袋を配布する測点範囲を計算します。
- 指定した範囲でどのくらいセメント量が必要か計算します。
20kg袋のほか、1t袋にも対応しています。
作図レイアウト
入力した展開図を、印刷用紙に見栄え良く配置する機能です。
下水の舗装復旧工事では、細長い展開図になってしまうことから、縦横の縮尺を別々に設定することで、見栄えの良い展開図を作成できます。
縮尺の変更により、展開図が用紙からはみ出る場合は、自動的に測点で展開図を分割して、次ページに作図します。
また、1ページ内に収まるように表示段数を増やして、2段、3段書きの展開図を作図することも可能です。
下水の舗装復旧工事では、細長い展開図になってしまうことから、縦横の縮尺を別々に設定することで、見栄えの良い展開図を作成できます。
縮尺の変更により、展開図が用紙からはみ出る場合は、自動的に測点で展開図を分割して、次ページに作図します。
また、1ページ内に収まるように表示段数を増やして、2段、3段書きの展開図を作図することも可能です。
寸法線の変更
寸法線タイプ・センターラインの表示の有無・面積番号(台形毎の番号)の有無を選択できます。
面積番号を丸で囲うこともできます。
計算書
配布展開図を終了するとセメント区割り位置表、平積計算書を作成します。
データ作成後のCAD編集とデータ保管
土木技では、配布展開図を終了すると、入力内容からCADデータを生成して、「土木BOOK」に内容をプレビュー表示する機能が有ります。
これを付属のFWCADにより加筆修正できるところが、土木技のポイントです。
これにより、表現力のある配布展開図の作成が可能になります。
また、「土木BOOK」により、電子納品データへの変換や、建設業法の改正に伴う工事データの10年間保管が容易になります。