運用支援ツール

土木技では、土木技の管理者を対象とした、運用を支援するための2つのツールを提供しています。

  • メンテナンス
    土木技で作成したデータの管理と、データベースの保存先の設定に用います。クライアント・サーバー型では、運用時に発生する諸問題の解消に用いる項目が加わります。
  • 土木技ユーティリティ
    自動バックアップの有無と、バックアップの曜日や時刻の設定に用います。

メンテナンス

メンテナンス土木技を起動していない状態で、パソコンのスタートメニューから「土木技」-「ツール」-「メンテナンス」をクリックすることで起動します。

メンテナンス項目の用途は以下の通りです。

  • 工事BOOKインポート/エクスポート
    「本」のデータを1冊単位でバックアップ、及び復旧する際に用います。
  • データベースバックアップ
    土木技の全データをバックアップする際に用います。
  • データベース復旧/削除
    「データベースバックアップ」を用いて作成したデータを復旧/削除する際に用います。
  • DBファイル復旧
    壊れたパソコンから取り出したデータの、復旧を試みる際に用います。
  • 豆図のインポート/エクスポート
    土木出来形で作成した豆図データを、他のパソコンで利用する際に用います。
  • 環境設定
    作業フォルダの場所を、指定する際に用います。

クライアント・サーバー型の場合

メンテナンス

  • 管理者解除
    土木技の管理者がログイン中に、何らかの理由でネットワーク接続が切れると、再ログインが出来ないことから、管理者のログイン情報を解除して、再ログインを可能にする際に用います。
  • 持ち出し解除
    クライアント・サーバー型は、ネットワーク内のパソコンの工事データを一台のサーバーパソコンに集約して運用します。
    そのため、担当者が現場事務所などで作業をするためには、サーバーパソコンのデータを持ち出す必要があります。
    土木技では「本」単位でデータを持ち出すことが出来ます。
    整合性を保つために、持ち出した「本」は、他の人が編集出来ないようになっていますが、「本」を持ち出したパソコンが、何らかの理由で壊れてしまったような場合には、サーバーパソコンから持ち出した「本」へのアクセス権限を復旧する必要があります。
    この項目は、持ち出し情報を解除して、「本」へのアクセス権限を得る際に用います。
  • 管理者パスワード解除
    土木技の管理者がパスワードを忘れてしまった場合に、管理者のパスワードを解除して、再設定する際に用います。
    但し、この機能はセキュリティ上の理由から、お客様が直接操作することが出来ないようになっています。もし、パスワードを忘れてしまった場合には、当社にご連絡下さい。

土木技ユーティリティ

土木技ユーティリティ土木技ユーティリティは、土木技を起動していない状態で、パソコンの画面右下の「土木技ユーティリティ」アイコンをクリックして「設定画面を開く」を選択することで起動します。

土木技ユーティリティの用途は以下の通りです。

  • 自動バックアップシステムを有効にする
    ここにチェックを入れると、スケジュールで指定した日時に、土木技データのバックアップを開始するようになります。
  • バックアップが終了したらパソコンをシャットダウンする
    ここにチェックを入れると、バックアップ終了時に、自動的にパソコンをシャットダウンするようになります。
  • スケジュール
    バックアップの曜日と、時刻の設定に用います。
  • 保存先
    バックアップデータの保存先を指定します。バックアップデータは「上書きする」と、「履歴を残す」を選択できます。
土木技ユーティリティパソコンをシャットダウンすると、その日が予定日だったとしても、自動バックアップが行われることはありません。
そのためバックアップ予定日には、ディスプレイに電源を切らないように促すメッセージを表示します。

建設業法施行規則の一部が改正され、工事データの10年間の保管が義務付けられました。このような長期のデータ保管では、パソコンの故障を想定した定期的なバックアップが不可欠です。
是非、自動バックアップ機能を利用した、工事データの保全をお試しください。

建設業法改正に関する国土交通省のページ

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