クライアント・サーバーシステム

クライアント・サーバーシステムの構造的な仕組み

クライアント・サーバーシステム土木技には、クライアント・サーバーシステム型の製品があります。
通常は、工事データを各々のパソコンに保管するのに対して、ネットワーク上のサーバーパソコンに、各々のパソコンの工事データを集約して保管するものです。
会社全体の工事データの管理が容易になり、ファイルの「保管」や「共有」が図り易くなります。

クライアント・サーバーシステムのメリット

本棚工事データの共有が容易になるので、JV工事などの共同作業に適しています。

万が一パソコンが故障した場合でも、工事データはサーバーパソコンに在るので安心です。会社主導の工事データの保管に適していることから、建設業法の改正による、工事データの10年間保管にも有効です。

仕組みの構築には、専用のOSやサーバーが不要です。
普通のパソコンに自動バックアップの設定を施して、サーバーパソコンとして用います。

建設業法改正に関する国土交通省のページ

土木技をクライアント・サーバーシステム型にする方法

土木技をお使いのお客様が、「クライアントサーバーオプション」を購入して、インストールすると、土木技がクライアント・サーバーシステム型にグレードアップします。
グレードアップした土木技は、起動時の「パスワード入力」が必要になる以外は、操作が変わることはありません。

「Kami技」との連携

サーバーパソコンにデータを集約するメリットは、何も、工事データに限るものではありません。
工事部以外のファイルも集約して整理整頓する事で、オフィス全体の保全と共有を図れます。
工事部以外の部署のパソコンに『Kami技』をインストールすることで、サーバーパソコンの「土木BOOK」を共有できるようになります。その際、権限設定機能により、工事部と他の部署のデータが混ざる事はありません。

『Kami技』は「土木BOOK」から土木向けの機能を排除したオフィス向けの製品です。当社のホームページより無償ダウンロードしてご利用頂くことが出来ます。是非お試しください。

クライアント・サーバーシステムの注意点

  • サーバーパソコンと、クライアントパソコンのバージョンを統一する必要があります。
  • デジタルカメラの高性能化により、工事写真の1枚当たりのファイルサイズが大容量化しています。
    デジタル写真館では、大量で大容量の画像データ処理を行うため、ネットワーク経由でデータのやり取りを行うクライアント・サーバーシステム型では、オフィスのネットワーク環境により、処理速度の劣化が発生する場合があります。
    このような場合には、サポートセンターまでご相談下さい。

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