切削管理にてオーバーフローしましたと出て保存出来ない

オーバーフローとはソフトが計算処理を行えず強制終了している状況です。

現況値や計画値が正常に入力されておらず、体積などの計算が出来ない可能性があります。

 

現況値の確認方法

 

切削縦断を入力ボタンにて起動し、横断現況高の青い帯をクリックします。

横断現況の入力画面を表示します。

 

確認ポイント

 

・地盤高で入力した幅員と、測定距離に同じ値が入力されているか

下記図のように現況値が幅員に対し足りていない、またはオーバーしていないか確認して下さい。

・横断現況におかしな点は無いか

下記図のように意味の無い点が存在していないか確認して下さい。

縦断図にて横断現況の確認を終えたら、横断図に切り替えます。

縦断図を終了し、横断図を起動します。

 

左上のメニューより「環境設定」→「切削環境設定」をクリックします。

切削環境設定画面には、「計画横断を再作成する」に✓をつけ、計画線を再作成します。

※計画線を路肩擦り付けから、手入力にて修正している場合は全測点を再作成すると修正箇所が上書されます。

上書きされたく無い場合は、「全工区」ではなく「工区選択」を指定してください。

これで保存終了が可能か確認します。

 

これでもオーバーフローが起きる場合は、「工法の選択」を別のモードに切り替えて保存してみてください。

保存が出来れば、工法を元に戻して再度保存してください。

それでもオーバーフローが起きるのであれば、データが破損している状況です。

その場合は、データの再作成が必要となります。